家族でのお出かけや日々の買い物、長距離ドライブなど、ミニバンはさまざまなシーンで活躍するクルマです。
その中でもトヨタ・ノアは、広々とした室内空間と使い勝手の良さで人気を集めています。
しかし、「実際の燃費はどれくらいなの?」「カタログ値と実燃費の差は?」といった疑問を持っている方もいるかもしれません。
そこで本記事では、ノアの燃費について詳しく解説し、実際の数値をもとにその実力を検証します。
ノアの購入を検討している方や、すでに乗っている方にも役立つ情報をお届けしますので、ぜひ最後までご覧ください。
ノアの燃費って実際どうなの?カタログ燃費&実燃費をチェック!
ミニバンの燃費性能は、維持費に大きく関わる重要なポイントです。
ファミリー層に人気のあるノアは、長く乗ることを考えると燃費の良さが気になりますよね。
ここでは、ノアのカタログ燃費と実燃費について詳しく解説します。
カタログ燃費(WLTCモード)の数値を確認!
トヨタが公表しているノアのカタログ燃費を見ていきましょう。
現在販売されているノアには、ハイブリッドモデルとガソリンモデルがあります。
ハイブリッドモデルの燃費は特に優秀で、カタログ値では23.4km/L(WLTCモード)です。
一方、ガソリンモデルは、15.1km/L(WLTCモード)となっています。
WLTCモードとは、実際の走行環境に近い条件で測定された燃費試験の基準です。
以前のJC08モードよりも厳しい条件で計測されているため、より実際の燃費に近い数値になっているのが特徴です。
とはいえ、実際の道路状況や運転スタイルによって、カタログ燃費と実燃費に差が出ることが多いので注意が必要です。
実燃費はどれくらい?オーナーの口コミをもとに検証!
では、実際にノアに乗っているオーナーの声を見てみましょう。
口コミや実燃費データを調査したところ、ハイブリッドモデルでは18〜20km/L程度、ガソリンモデルでは10〜13km/L程度の数値が報告されています。
カタログ燃費と比較すると、実燃費は若干低めですが、ミニバンとしては十分優れた燃費性能といえます。
ハイブリッドモデルは、市街地での低速走行時にエンジンを停止しモーターで走行するため、渋滞の多い都市部ではより高い燃費を発揮しやすい傾向にあります。
一方、ガソリンモデルは、郊外や高速道路で安定した走りをする際にはカタログ燃費に近づきやすいですが、ストップ&ゴーの多い場面では燃費が落ちやすいようです。
カタログ燃費と実燃費の差が生まれる理由
ノアのカタログ燃費と実燃費には、一定の差があることがわかりました。
その理由の一つに、走行環境の違いが挙げられます。
WLTCモードは実走行を想定しているとはいえ、信号待ちの多い都市部や坂道が多い地域では、どうしても燃費が落ちてしまいます。
また、エアコンの使用状況や乗車人数、積載量なども燃費に影響を与えるため、カタログ燃費通りに走ることは難しいのが実情です。
運転の仕方によっても燃費は大きく変わります。
急加速や急ブレーキが多いと燃費が悪化しやすく、逆にアクセル操作を丁寧にし、一定の速度を保ちながら走行すると燃費が向上しやすくなります。
ハイブリッドモデルは特に、エコドライブを意識することで燃費の向上が期待できます。
ノア vs 競合車!セレナ・ステップワゴンと燃費を比較
ノアの燃費がどの程度優れているのかを知るためには、同じクラスのライバル車と比較することが重要です。
日産セレナとホンダ・ステップワゴンは、ノアと並んでミニバン市場で高い人気を誇る車種です。
ここでは、それぞれのカタログ燃費や実燃費を比較し、ノアの燃費性能がどの位置にあるのかを見ていきます。
セレナとの燃費比較|e-POWER vs ハイブリッドの違い
日産セレナは、e-POWERとガソリンモデルの2つのパワートレインを展開しており、e-POWERはハイブリッドのような優れた燃費性能を誇ります。
- セレナ e-POWER(2WD):19.4〜20.6km/L(WLTCモード)
- セレナ ガソリン(2WD):13.0〜13.4km/L(WLTCモード)
ノアと比較すると、ハイブリッドモデル同士ではセレナのe-POWERが若干高い燃費を記録しています。
しかし、実際の燃費ではノアと大きな差はなく、街乗りではノアのハイブリッドの方が効率的に燃費を稼げる傾向にあります。
これは、ノアのハイブリッドシステムが低速走行時にエンジンを止め、モーターのみでの走行が可能だからです。
一方で、高速道路の燃費では、セレナのe-POWERがやや優位になるケースもあります。
ガソリンモデルに関しては、ノア(15.1km/L)がセレナ(13.0〜13.4km/L)よりもやや燃費が良い数値を記録しており、実際の使用でもガソリン車で比較するとノアの方が経済的です。
ステップワゴンとの燃費比較|ターボエンジンは燃費が良い?
ホンダ・ステップワゴンは、e:HEV(ハイブリッド)と1.5Lターボのガソリンモデルを展開しています。
ターボエンジンは加速性能が良い一方で、燃費の面ではやや不利と考えられがちですが、実際の数値はどうでしょうか?
- ステップワゴン e:HEV(2WD):19.5〜20.0km/L(WLTCモード)
- ステップワゴン ガソリン(2WD):13.2〜13.9km/L(WLTCモード)
ステップワゴンのハイブリッドは、ノアとほぼ同等の燃費を記録しており、実燃費でも18〜19km/L程度となるケースが多いです。
ハイブリッドの効率としてはノアと大きな差はなく、どちらも市街地では高い燃費性能を発揮することがわかります。
ガソリンモデルでは、ステップワゴンの1.5Lターボエンジンが13.2〜13.9km/Lと、ノアのガソリンモデル(15.1km/L)に比べるとやや燃費が劣ります。
ターボエンジンは加速時にパワーを発揮しやすいものの、日常的な街乗りでは燃費が落ちやすい傾向があります。
そのため、燃費重視でガソリン車を選ぶ場合は、ノアの方が優れていると言えます。
ファミリー向けミニバンの中でノアの燃費はお得?
セレナやステップワゴンと比較すると、ノアのハイブリッドは実燃費の安定感があります。
そのため、街乗りやストップ&ゴーが多いシーンで特に強みを発揮するでしょう。
また、ガソリンモデルでは、ノアがライバル車に比べてやや燃費が良く、長距離走行や日常的な使用でのコストパフォーマンスが高いことが確認できます。
燃費性能を重視して選ぶなら、ノアのハイブリッドモデルはおすすめです。
ノアの燃費を最大限に活かす方法&選ぶポイント
ノアを購入する際、どのグレードや仕様を選ぶかによって燃費性能は大きく変わります。
燃費を重視するなら、適したモデルや装備を選ぶことが大切です。
また、日々の運転でちょっとした工夫をすれば、ノアの燃費を最大限に活かせます。
ここでは、燃費を重視する方におすすめのノアの選び方と、燃費を向上させるためのポイントについて解説します。
「燃費重視ならこのグレード!」おすすめモデル
ノアにはさまざまなグレードが用意されていますが、燃費を優先するならハイブリッドモデルが最適です。
カタログ燃費ではガソリン車よりもはるかに優れた数値を記録しており、実燃費でも安定した数値を維持しやすいのが特徴です。
燃費を重視するなら「ハイブリッドX(2WD)」が最もおすすめです。
このグレードは、装備がシンプルで車両重量が比較的軽く、燃費性能を最大限に引き出せます。
同じハイブリッドでも「S-Z」や「Z」などの上級グレードになると、車両重量が増えるため若干燃費が落ちる傾向があります。
また、駆動方式についても考慮が必要です。
ノアのハイブリッドには「E-Four(電動4WD)」も用意されていますが、燃費を最優先するなら2WDを選ぶのがベストです。
E-Fourは4WDの安心感があるものの、車両重量の増加や駆動ロスにより、カタログ燃費でも1.4km/Lほど低下します。
ランニングコストを考えたノアの賢い選び方
燃費の良さは維持費にも大きく関わるポイントです。
ノアのハイブリッドモデルはガソリン車に比べて車両価格が高めに設定されています。
しかし、燃料費の節約や税金の優遇を考えると、長期間乗る場合にはハイブリッドの方がトータルコストを抑えやすくなります。
また、タイヤやエンジンオイルなどの消耗品選びも、燃費に影響を与えます。
燃費性能を維持するためには、低燃費タイヤを選ぶのがおすすめです。
エコタイヤは転がり抵抗が少なく、通常のタイヤに比べて燃費を向上させる効果があります。
エンジンオイルについても、定期的な交換を怠らないことが重要です。
ハイブリッド車はエンジンの使用頻度が低いため、オイルの劣化が少ないと思われがちですが、古いオイルを使い続けると燃費が悪化する原因になります。
ディーラー推奨のオイルを適切なタイミングで交換することで、燃費の低下を防げます。
まとめ
今回は、トヨタ・ノアのカタログ燃費や実燃費、競合車との比較、燃費を向上させるポイントについて詳しく解説しました。
ノアはハイブリッド・ガソリンともに燃費性能が高く、特にハイブリッドモデルは実燃費でも安定した数値を記録しています。
競合車であるセレナやステップワゴンと比較しても、ノアの燃費は同等かそれ以上のレベルを維持しており、特に街乗りではハイブリッドの強みが発揮されます。
また、運転の工夫や適切なメンテナンスを行えば、さらに燃費を向上できます。
燃費を重視するなら「ハイブリッドX(2WD)」が最適で、快適性を求めるなら「ハイブリッドZ(2WD)」もおすすめです。
ライフスタイルに合ったモデルを選び、賢く燃費性能を活かすことで、より経済的で快適なカーライフを楽しみましょう!
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