アウトドアや旅先で気ままに過ごせる「車中泊」は、いま注目の人気のライフスタイルです。
なかでもミニバンタイプのクルマは広さや居住性の面で人気が高く、その代表格がホンダのステップワゴンです。
本記事では、ステップワゴンがどんなクルマなのか、車中泊に向いているのかをわかりやすくご紹介します。
ステップワゴン 車中泊の前に|どんなクルマ?
ステップワゴンは、ホンダが長年販売しているミニバンです。
1996年に初代モデルが登場して以来、家族向けの多目的車として親しまれてきました。
ゆったりとした室内と乗りやすさ、そして使い勝手の良さを兼ね備えたクルマとして、ファミリー層を中心に人気です。
スライドドアや低床フロア、広い開口部などが特徴で、乗り降りがしやすく、荷物の積み下ろしもスムーズにできます。
日常使いはもちろん、週末のお出かけや長距離移動にもぴったりです。
また、走行性能も安定していて、街なかでも高速道路でも安心して運転できるでしょう。
静かな室内やしっかりした足回りは、長時間の移動でも疲れにくいと好評です。
運転のしやすさと快適さを両立しているところも、ステップワゴンの大きな魅力といえるでしょう。
ステップワゴン 車中泊はできる?シートアレンジをチェック
ステップワゴンで車中泊ができるかどうかは、多くの方が気になるところです。
見た目の広さだけでなく、実際に寝られるスペースがあるのか、どんなふうにシートを動かせばよいのかなど、細かい部分が使い勝手に直結します。
ここでは、ステップワゴンのシートアレンジや実際のスペース感について解説します。
フルフラットにできる?シートの仕組み
ステップワゴンの大きな特徴のひとつが、多彩なシートアレンジです。
2列目と3列目のシートを動かしたり折りたたんだりすることで、室内を自由にカスタマイズできます。
車中泊において注目したいのは、「フルフラットにできるかどうか」です。
結論からいうと、モデルやグレードによって差はあるものの、多くのステップワゴンではシートをうまくアレンジすることで、寝転べるスペースを確保できます。
たとえば、2列目シートを前方にスライドさせて3列目を床下に収納すれば、後部に広い空間が生まれます。
その上にマットを敷けば、快適に横になれるスペースがつくれます。
また、2列目が独立タイプのキャプテンシートであれば、その間に板やマットを渡してさらに広くすることもできます。
これにより、大人2人でもゆったりと寝られるレベルのスペースが生まれ、足を伸ばしてくつろげる環境が整います。
実際に寝られる広さはある?体感サイズ感
車中泊で「横になって眠れるか」は、とても重要な要素です。
いくら広く見えても、体を伸ばせなかったり、段差が気になったりすると、翌朝に疲れが残ってしまいます。
ステップワゴンの車内は、長さ・横幅・高さのいずれも余裕があり、大人が寝ても圧迫感を覚えにくい構造になっています。
実際にフラットな状態を作ったときの長さは、おおよそ180cm以上確保できる場合が多く、身長の高い方でも足をまっすぐ伸ばして眠れるのが特長です。
幅も十分にあり、横向きに寝るスタイルにも対応できます。
天井の高さもあるため、寝転んだときの「上からの圧迫感」が少なく、広いテントの中にいるような安心感があります。
また、シート自体のクッション性が高いため、マットを敷かなくてもある程度は快適に眠れるという声もあります。
ただ、長時間しっかり眠りたい場合は、薄手のマットやエアマットを活用するとさらに快適です。
ステップワゴン 車中泊を快適にするためのポイント
ステップワゴンは車中泊に適した広さやシート構造を備えていますが、より快適に過ごすためには、ちょっとした工夫や準備が役立ちます。
眠りやすさやプライバシーの確保、車内の空気環境などに配慮すれば、まるで小さな移動ホテルのような空間をつくれます。
ここでは、ステップワゴンでの車中泊をもっと心地よくするためのポイントをいくつかご紹介します。
マットや寝具でぐっすり眠るコツ
快適な車中泊を実現するために、まず意識したいのが「眠りやすさ」です。
シートを倒してフラットな空間ができたとしても、そのままでは段差や硬さが気になることもあります。
こうしたストレスを減らすには、車中泊用のマットやエアマットを用意するのが効果的です。
マットを敷くことで、シートの凹凸や接合部の段差を吸収でき、体にかかる負担をやわらげてくれます。
また、断熱性にもすぐれているため、冬場の底冷え対策としても役立ちます。
敷くだけで眠り心地が大きく変わるので、一度使うと手放せなくなるアイテムです。
まくらや寝袋など、自宅と同じような寝具を持ち込むことで、よりリラックスした時間を過ごせます。
お気に入りのブランケットやクッションを使えば、車内でも安心感があり、よく眠れる環境が整います。
カーテン・シェード・空調で安心感アップ
車中泊を快適にするうえで、プライバシーと防寒・防暑への配慮も大切です。
周囲から車内が見えてしまうと落ち着かないですし、直射日光や夜の冷え込みにも備える必要があります。
そこで活躍するのが、カーテンやシェードです。
ステップワゴンには純正オプションのサンシェードもありますが、市販の吸盤タイプのカーテンなども取り付けられます。
窓全体を覆うようにセットすることで、外からの視線を遮り、快適なプライベート空間をつくれます。
また、車中泊時には換気にも気を配る必要があります。
すべての窓を閉め切ると空気がこもりやすくなり、不快感の原因になります。
網戸付きのウインドウネットや、窓に少しすき間を開けた状態でも雨風を防げるベンチレーターなどがあると安心です。
季節によっては暑さや寒さの調整も重要になります。
夏場はポータブル扇風機を使ったり、遮熱効果のあるサンシェードで日差しを防いだりする工夫が必要です。
逆に冬は電源式の毛布やカイロなどを活用すると、寒さを和らげられます。
夜の過ごし方や朝の準備の工夫
夜を快適に過ごすには、照明もポイントのひとつです。
車内灯だけでは暗すぎたり、逆に明るすぎたりします。
対策として、ランタンやUSB充電式の小型ライトを活用すれば、自分に合った明るさに調整しやすくなります。
やわらかな光のアイテムを選ぶことで、リラックスした雰囲気も演出できます。
また、夜の間に必要なものを手元にまとめておくと、探す手間が省けて便利です。
飲み物やタオル、スマホの充電器など、必要なアイテムを小物入れにひとまとめにしておけば、急な用事にもすぐ対応できます。
朝になったら、カーテンを開けて換気しながら軽くストレッチするだけでも気分がリフレッシュします。
コーヒーや簡単な朝ごはんを楽しめば、ちょっとした旅先でも素敵な朝が迎えられるはずです。
ステップワゴン 車中泊と他のミニバンとの違い
車中泊に適したクルマといえば、ミニバンが代表的な選択肢です。
トヨタのノアやヴォクシー、日産のセレナなど、どれも人気があり、広さや快適性で評価されています。
そのなかでも、ステップワゴンは車中泊においてどのような強みを持っているのでしょうか。
他のミニバンと比べながら、その違いを見ていきましょう。
他車種と比べてスペースはどう?
ステップワゴンの魅力のひとつは、ゆとりある室内空間です。
天井が高く、フロアが低めに設計されているため、乗り込んだときに感じる「広さ」が段違いです。
車内で立ち上がるわけではないにせよ、この縦方向の空間は、就寝時の圧迫感の軽減や荷物の収納スペース確保に役立ちます。
また、床下収納が豊富にあることも、他のミニバンにはないポイントです。
たとえば、ホンダ独自の「3列目床下格納シート」によって、車内の床がすっきりフラットになるだけでなく、使わないシートが邪魔になりません。
そのため、就寝時のスペースがしっかり確保でき、荷物も整理しやすくなります。
ノアやヴォクシーも広さではひけを取りませんが、フラット性や収納面での使い勝手は、ステップワゴンにやや軍配が上がると感じる方も多いです。
セレナも使いやすい設計ですが、車中泊目線で見ると、荷室の形や段差の処理に工夫が必要な場面もあります。
燃費や価格とのバランスもチェック
燃費面では、どの車種もハイブリッド仕様が用意されており、街乗りや長距離移動でも燃費の良さが実感できます。
ステップワゴンのe:HEV(ハイブリッド)は、静かでスムーズな加速が特徴で、車中泊中にアイドリングせずとも静かに過ごせる点が評価されています。
価格については、グレードやオプション内容にもよりますが、ステップワゴンは同等クラスのミニバンと比べてやや高めに見える場合もあります。
ただし、その分、内装の質感や安全装備が充実しており、総合的な満足度は高いです。
このように、ステップワゴンは広さ・使い勝手・走行性能のバランスがよく、車中泊に向いたミニバンとして多くの人に選ばれています。
ただの「広いクルマ」ではなく、「旅の拠点としても優秀な一台」と言えるでしょう。
まとめ
今回は、ホンダ ステップワゴンが車中泊に向いているかどうかについて、クルマの特徴やシートアレンジ、他ミニバンとの違いを交えて解説しました。
ステップワゴンは広々とした車内空間と高いアレンジ性、そして快適さを兼ね備えており、車中泊を楽しみたい方にとって非常に魅力的な一台です。とくに家族での旅行や、週末の気軽なアウトドア、ちょっとした長距離ドライブなど、さまざまな使い方にマッチします。
これから車中泊を始めたいという方にも、安心して選べるおすすめのミニバンです。
様々な車を同時に見比べたい方は、是非一度古城モータースの店舗へご来店ください!!!
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