
「中古車と新車、どっちがお得なの?」
車の購入を考えたとき、必ず悩むのがこの二択です。
価格の安さで選ぶなら中古車?
でも、安心して乗れるのは新車?
そんな疑問を抱えている方も多いのではないでしょうか。
本記事では、7つの視点から、新車と中古車を徹底比較。
どちらがよりコストパフォーマンスが高く、自分に合った選び方ができるのかを、わかりやすく解説していきます。
後悔しない車選びのために、この記事が判断材料となれば幸いです。
1. 本体価格と維持費はトータルコストで判断

車を買うときにまず気になるのが「総額でいくらかかるのか」というコスト面です。
本体価格はもちろん、燃費や税金、車検代などの維持費も含めて、総合的にどちらがお得かを比較することが重要でしょう。
中古車は本体価格が安く、初期費用を抑えやすい
中古車最大の魅力は、やはり価格の安さです。
たとえば200万円の予算で車を探す場合、新車では軽自動車やコンパクトカーが中心となりますが、中古車であれば3年落ちのミニバンやSUVなど、ワンランク上の車種も選択肢に入ります。
また、中古車は「既に登録済みの車両」なので、自動車取得税や車検が残っている車なら登録に関する費用を抑えられることもあるのです。
特に、車検付きの中古車を選べば、購入時の初期費用を10万円以上セーブできるケースもあるでしょう。
ただし、車検が残っていない場合、自身で車検を通す必要があるため、約5〜10万円分の費用が追加でかかります。
また、購入後に消耗部品の交換が必要な場合もあるため、事前の確認が重要です。
新車はエコカー減税や最新モデルによる燃費効率の良さが強み
新車は、本体価格はやはり高めですが、購入時に適用される「エコカー減税」や「燃費性能の高さ」といった、中古車にはないメリットもあります。
たとえばハイブリッド車やEV(電気自動車)など、環境性能に優れた車両は自動車税や自動車重量税の軽減または免除が受けられる可能性があるのです。
初年度の支払い額を大きく抑えられるので、短期的な負担軽減につながるでしょう。
さらに、燃費性能も格段に優れているため、ガソリン代の高騰が続くなかでは燃費性能の良さは年間維持費にも大きな影響を与えます。
2. 値引き幅にも注目

車を購入する際、「少しでも安く買いたい」と思うのは当然のことです。
実は、新車でも中古車でも、販売店との交渉次第で値引きを引き出せる余地があります。
ここでは、それぞれのケースでどれくらいの値引きが期待できるのか、注意すべきポイントを紹介しましょう。
新車はモデル・時期・交渉術次第で10〜30万円の値引きも
新車は基本的に定価販売が基本ですが、実際には交渉次第で10万〜30万円程度の値引きが可能になることもあるでしょう。
特に以下のようなケースでは、値引きのチャンスが広がります。
- モデルチェンジ前の旧型モデル
- 決算期(3月・9月)、ボーナス時期
- 同一車種のライバルメーカーとの比較を提示したとき
また、「すぐに決めずに何度か商談を繰り返す」「オプションや下取りも含めて総額で交渉する」など、粘り強い姿勢も値引きにつながるポイントです。
ただし、人気車種や発売直後のモデルではほとんど値引きされないケースもあるため、相場や時期を見極めたうえで交渉に臨みましょう。
中古車も販売店次第で交渉可能
「中古車はすでに価格が決まっているから、値引きは難しいのでは?」と思われがちですが、実際には中古車でも値引き交渉は可能です。
特に、大型の中古車販売店や在庫回転率が高い店舗では「早く売りたい」事情があるため、以下のような交渉が有効になります。
- 複数の店舗で見積もりを取り、比較材料にする
- 購入時にオプションや保証もセットで交渉
- 諸費用(整備費・登録費)を中心に交渉する
販売店によっては「車両本体価格の値引きは難しいが、諸費用で調整できる」というケースもあるため、「総額いくらで買えるか?」を意識して交渉するのがおすすめです。
3. 保証と修理費で判断

車は購入して終わりではなく、長く乗るためには定期的なメンテナンスや、突発的な修理が必要になることもあります。
そんなときに気になるのが「保証の手厚さ」と「修理費の負担」です。
新車と中古車では、どれだけ安心して乗り続けられるかに大きな差があります。
新車には長期保証がついており修理費もほぼゼロ
新車最大の魅力のひとつが、メーカーによる長期保証。
たとえば国産車では以下のような保証が一般的です。
一般保証 | 新車登録から3年 or 60,000kmまで |
特別保証 | エンジン・ミッションなどの重要部品は5年 or 100,000kmまで |
さらに、メーカーによってはボディの塗装保証やサビによる穴あき保証まで付いている場合もあり、初期不良や自然劣化による修理に対して非常に手厚いカバーが用意されています。
この期間内に大きなトラブルが起きたとしても、ほとんどのケースで無償対応してもらえるため、安心感が非常に高いです。
特に車にあまり詳しくない方や、初めて車を買う方にとっては、新車の保証制度は大きなメリットとなります。
中古車は保証の有無や内容が販売店によってまちまち
中古車にも保証が付くケースはありますが、その保証の有無や内容は販売店次第で大きく異なります。
たとえば、「整備渡し」の中古車であれば最低限の点検整備が行われますが、保証は3ヶ月または1,000kmといった短期間に限定されることがほとんどです。
また、「現状渡し」の中古車は保証が一切付かず、購入後の不具合はすべて自己負担になるため、安さと引き換えにリスクを背負うことになります。
さらに、中古車は車ごとのコンディション差があるため、年式や走行距離だけでは故障リスクを完全に読み取ることができません。
そのため、保証の手厚さは購入時の安心感に大きく影響します。
登録済未使用車や認定中古車なら保証付きもあり◎
中古車でも、「登録済未使用車」や「認定中古車」を選べば、新車に近い安心感を得られることがあるでしょう。
項目 | 概要 | メリット |
登録済未使用車 | ディーラーなどが販売実績確保のために一度登録したものの、実際には誰も使用していない車両 | 新車同様のコンディションでありながら、中古車として価格は抑えめ |
認定中古車 | メーカーやディーラーが点検整備を行い、一定基準を満たした中古車 | 保証延長や専用サービスが付いている場合も多く、購入後のサポートも充実 |
こういった車種は、新車のような手厚い保証がつくことも多く、「価格を抑えつつ安心も欲しい」という方には非常におすすめです。
4. 車両の状態|中古車は当たり外れがある?

車の購入後、長く快適に乗り続けるためには「車両のコンディション」が非常に重要なポイントになります。
ここでは、新車と中古車の「状態の違い」について詳しく解説しましょう。
新車はすべてが新品だから安心して乗り出せる
新車の最大のメリットは、「誰も使っていない完全な新品の車に乗れること」です。
車両のすべての部品が新しく、劣化や消耗の心配がありません。
そのため、エンジンやタイヤ、ブレーキなどの各パーツも最高のコンディションでスタートでき、納車後すぐに大きなトラブルが起こるリスクはほぼゼロに近いと言えるでしょう。
中古車は走行距離・使用歴・修復歴のチェックが必須
中古車はすでに他の人が使用した車両であるため、車の状態に個体差があることを前提に購入を検討する必要があります。
特に重要なのが、以下の3つのチェックポイントです。
確認事項 | 概要 |
走行距離 | 走行距離が短くても定期的なメンテナンスが行われていなければ意味がない |
使用歴(用途) | レンタカーや業務車両として酷使されていた車もある |
修復歴の有無 | 事故などでフレーム(骨格)に損傷があった車は後々の故障リスクが高くなる |
また、年式が古い場合は細かいキズや内装の使用感が出やすく、前オーナーの管理状況によってはニオイや汚れが残っているケースもあります。
購入時には、外装だけでなくエンジンルームや車底部までチェックし、可能であれば試乗したり販売店スタッフに整備履歴を確認したりなど、慎重に状態を見極めることが大切です。
5. 初心者におすすめなのはどっち?

初めて車を購入する人にとって、新車と中古車のどちらを選ぶかは大きな悩みどころです。
価格だけでなく、装備や運転時の気持ち、万が一のリスクなども考慮する必要があります。
ここでは、運転にまだ自信がない初心者にとって、どちらがより「乗りやすく、安心できる選択」なのかを見ていきましょう。
新車は装備が充実しており安全性能が高い
新車は、最新の安全装備や運転支援システムが標準搭載されていることが多く、運転に不慣れな初心者でも安心して乗れる点が大きな魅力です。
たとえば、以下のような先進機能が新車では当たり前になりつつあります。
- 衝突被害軽減ブレーキ(自動ブレーキ)
- 車線逸脱警報
- ブラインドスポットモニター
- オートライト・オートハイビーム
- アクセル踏み間違い防止装置
また、エアバッグやABS、横滑り防止装置(ESC)などの基本的な安全装備もすべて最新の仕様となっており、家族を乗せる機会が多い方にも安心です。
中古車はキズがついても気になりにくく気軽に乗れる
中古車は気楽さ・気軽さの面で、初心者にとって非常に魅力的な選択肢。
新車だと「絶対にキズをつけたくない」というプレッシャーを感じやすく、慣れないうちはハンドル操作や駐車時にも緊張がつきもの。
しかし中古車なら、もともと小さなキズや使用感があるため、「少しくらいぶつけても大丈夫」と思える安心感があります。
そのため、以下のような人には中古車が向いているでしょう。
- 運転にまだ自信がない
- 狭い路地や駐車場で不安がある
- とりあえず運転に慣れたいという目的で1台目を探している
中古車と新車それぞれの「お得」を活かす買い方をしよう

中古車と新車、それぞれに明確なメリットとデメリットがあります。
予算を抑えて選びたいなら中古車、安心と最新装備を求めるなら新車というのが基本的な考え方です。
ただし、単純に「どちらが得か」で決めるのではなく、自分のライフスタイルや使い方、将来的な乗り換えも視野に入れて選ぶことが重要。
今回ご紹介した5つの判断ポイントを参考にすれば、自分に合った賢い選択ができるはずです。
車は高い買い物だからこそ、納得のいく選び方で、長く快適にカーライフを楽しんでくださいね。
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