こんにちは!古城モータースの宮田です。今回は、富山県砺波市で毎年初夏に開催される「砺波夜高まつり」に初めて行ってきたのでご紹介します。夜空を焦がす大行燈(おおあんどん)のぶつかり合いが名物のこの祭り。その迫力ある光景に、初めて訪れた方は圧倒されること間違いなしです。
でも、この幻想的でダイナミックなお祭り、一体どんな歴史や想いが込められているかご存じですか?
江戸時代に生まれた「夜高行燈」
砺波夜高まつりのルーツは、江戸時代にまでさかのぼります。もともとは、加賀藩(現在の石川県)からの命令で、農民たちが夜間に田畑へ行く際、行燈を持って歩いていたのが始まりとされています。
この行燈が次第に「夜高行燈(よたかあんどん)」として進化し、五穀豊穣や家内安全を願う行事へと変化していきました。やがて行燈は巨大化し、町ごとに趣向を凝らした装飾が施されるようになります。
「ぶつかり合い」はなぜ始まったの?
砺波夜高まつりといえば、なんといっても「行燈のぶつかり合い」。まるで戦いのような激しい光景ですが、これには地域の絆を深めるという意味が込められています。
元々は、他の町の行燈と「出会う」ことで交流を深めるのが目的でした。しかし、だんだんと「どちらの行燈が強く、美しいか」を競い合うようになり、今のような迫力ある「ぶつかり合い」に発展していったのです。
ちなみに、この「ぶつかり合い」には決して勝ち負けはありません。大切なのは、お互いの健闘を称え合い、祭りを盛り上げるという気持ちです。
地元の誇りを灯す、伝統の継承
現在では、地域の若者たちが中心となって行燈を制作し、お囃子の練習に励みます。技術や知恵は、先輩から後輩へと受け継がれ、砺波の人々の心を一つにしています。
この祭りに携わることで、子どもたちは地元の文化や人とのつながりの大切さを自然と学んでいくんですね。
砺波夜高まつりは、ただの観光イベントではなく、地域に根ざした「想い」が込められた大切な行事です。行燈に灯る光は、昔の人々の願いや、今を生きる人々の誇りそのもの。
もしまだ訪れたことがない方は、ぜひ来年、夜の砺波のまちを訪れてみてください。心に残る、熱い夏の夜を体験できるはずです。
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