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エブリィの燃費の真相|カタログ値と実燃費の違いを他の軽バンとも比べてみた!

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エブリィは、軽バンの中でもとくに人気の高いモデルです。

仕事用の車として使っている方も多く、日々の移動や荷物の運搬に大活躍しています。

ただ、使う頻度が高くなるほど気になるのが「燃費」です。

カタログに載っている数値と、実際に走ったときの燃費に差があると、思っていたよりもガソリン代がかかってしまった…というケースもありますよね。

本記事では、エブリィの燃費について、カタログ値と実燃費の違い、グレードごとの特徴、そして競合車との比較まで詳しく紹介します。

エブリィの購入を検討している方はもちろん、すでに乗っている方にも役立つ情報をお届けしますので、ぜひ最後までご覧ください。

エブリィの燃費に関わる基本情報をチェック

エブリィの燃費性能を理解するためには、まず基本的な車種構成やグレードの違いを押さえておくことが大切です。

見た目は似ていても、選ぶタイプによって燃費には大きな差が出ることもあります。

エブリィとエブリィワゴン、燃費に違いはある?

エブリィには「エブリィ(バンタイプ)」と「エブリィワゴン(乗用タイプ)」の2種類があります。

どちらもスズキが展開する軽自動車ですが、用途や装備に違いがあります。

エブリィは主に商用利用を想定したモデルで、荷物をたくさん積めるように設計されています。

一方でエブリィワゴンは、家族での利用や日常の移動を意識した設計になっており、内装や快適装備が充実しています。

燃費という観点で見ると、エブリィのほうがシンプルな構造を持つため、少しだけ燃費が良い傾向があります。

実際のWLTCモード燃費を見ると、エブリィ(5MT)は16.4km/L、エブリィワゴン(4AT)は13.3km/Lとなっており、使い方や構造の違いが反映されています。

普段どんな目的で車を使うかを考えながら、自分に合ったタイプを選ぶのがポイントです。

ATとMTでどれだけ燃費は変わる?選び方のポイント

エブリィには、オートマチックトランスミッション(AT)とマニュアルトランスミッション(MT)の両方が用意されています。

一般的に、MTのほうがエンジンの回転数を細かく調整できるため、燃費が良くなる傾向があります。

実際、エブリィの5MTモデルでは16.4km/Lのカタログ燃費が示されているのに対し、4ATモデルでは13.3km/Lとなっています。

日々のガソリン代を抑えたい方にとっては、MT車のほうが有利かもしれません。

ただし、AT車のほうが運転が楽で、渋滞時や市街地での運転がしやすいというメリットがあります。

エブリィの燃費|カタログ値と実燃費のギャップは?

車を選ぶときに参考にされやすいのが、メーカーが発表している「カタログ燃費」です。

ここでは、エブリィのカタログ燃費と実際の使用時に見られる実燃費の違いについて詳しく見ていきましょう。

カタログ燃費をチェック|WLTCモードってどんな基準?

WLTCとは「Worldwide harmonized Light vehicles Test Cycle」の略で、日本を含む世界各国で共通採用されている燃費の測定基準です。

このモードでは、市街地走行・郊外走行・高速走行といった3つのパターンを組み合わせて、より実際の使い方に近い形で燃費を計測しています。

以前まで主流だったJC08モードに比べると、WLTCモードのほうが現実に近い数値が出ると言われています。

エブリィの場合、5速マニュアル(5MT)モデルで16.4km/L、4速オートマチック(4AT)モデルで13.3km/LというWLTCモード燃費が設定されています。

これはあくまでテスト環境下での結果なので、実際の運転ではもう少し低くなることが多いです。

実燃費を調査!ユーザーの平均はこれくらい?

カタログ値と比べて、実際にエブリィを使っている人たちのリアルな声を集めると、少し違った結果が見えてきます。

たとえば、自動車ユーザーからの燃費投稿サイト「e燃費」によると、エブリィ(5MT)の実燃費は15〜17km/L前後、エブリィ(4AT)では11〜14km/L前後が目安となっています。

使用条件や運転のクセによって数値には差がありますが、5MTモデルはおおむねカタログに近い数値を記録しているのに対し、4ATモデルはやや差が大きくなる傾向があるようです。

これは、AT車の場合アクセル操作が一定になりにくく、無意識のうちに燃費が悪化してしまうケースがあるためです。

また、エアコンの使用や積載量によっても燃費は変動します。

夏場や荷物を多く載せているときには、燃費が1〜2km/Lほど落ちることも珍しくありません。

逆に、信号の少ない郊外を一定のスピードで走る場合は、カタログ値に近い、あるいは上回る燃費が出ることもあります。

エブリィの燃費は競合車と比べてどう?

エブリィの燃費性能がどの程度なのかを把握するためには、他の軽バンと比べてみることも大切です。

とくに同じように仕事や日常で使われる「商用バン」としての立ち位置を持つ車種と比較すると、エブリィの特徴や選ぶポイントが見えてきます。

N-VANと比べたら?燃費・装備・価格のバランス

ホンダが販売するN-VANは、ここ数年で非常に注目を集めている軽バンです。

見た目は可愛らしく、内装や安全装備が充実しているため、個人事業主からファミリー層まで幅広い層に支持されています。

N-VANの燃費(WLTCモード)は、CVTモデルで18.8km/Lと、エブリィのカタログ値を上回っています。

とくに燃費性能を重視するなら、N-VANは魅力的な選択肢のひとつと言えるでしょう。

加えて、全車にHonda SENSINGが標準装備されている点も安心感があります。

ただし、装備が充実している分、N-VANは価格帯がやや高めです。

価格と維持費のバランスを考えるとエブリィのほうがコストパフォーマンスに優れていると感じられるかもしれません。

実際の燃費に関しても、N-VANは積載量が少なかったり、アクセルワークが穏やかであればカタログに近い数値が出やすいようです。

ハイゼットカーゴ・サンバーバンとの違いは?

ダイハツのハイゼットカーゴや、スバルのサンバーバンも、エブリィと同じく仕事車として定番の車種です。

とくにハイゼットは、OEM供給によってスバルにも提供されており、スペック面ではほぼ同じ構成となっています。

ハイゼットカーゴのWLTCモード燃費は、5MTモデルで16.5km/L、CVTモデルで15.6km/Lと、エブリィの5MTモデルに近い数値です。

ただし、CVTの導入によって市街地や登り坂などでのスムーズさが増している点は、運転者にとって快適なポイントといえます。

エブリィとの違いは、走行フィールや荷室空間の設計など、細かな使い勝手の部分にあります。

どちらも燃費性能には大きな差がないため、価格・装備・修理のしやすさなど、トータルバランスで比較するのがよいでしょう。

こうして比べてみると、エブリィは決して飛び抜けた燃費性能を誇るわけではありませんが、価格や整備性、堅実な作りといった点で、非常にバランスの取れた一台だと言えるでしょう。

エブリィの燃費を少しでもよくする運転と使い方

カタログ燃費や実燃費の平均を知ったうえで、やはり気になるのは「どうやったらもっと燃費をよくできるのか」という点ですよね。

ここでは、エブリィで燃費を改善するための実践的なポイントをご紹介します。

荷物の積み方と空気圧チェックで燃費アップ!

エブリィのような軽バンは、荷物を多く積めるのが魅力ですが、その反面、積み方や重量によって燃費に大きな影響が出ることがあります。

たとえば、不要な荷物を常に載せっぱなしにしていると、それだけで燃費は悪くなります。

できるだけ荷台を軽く保ち、重い荷物を積むときも前後左右のバランスを意識すると、走行時の抵抗が減って燃費が向上します。

また、見落とされがちなのがタイヤの空気圧です。空気圧が低いまま走ると、タイヤが路面に余分な抵抗を与えるため、ガソリンを多く消費してしまいます。

1ヶ月に1回程度はガソリンスタンドや整備工場で空気圧を確認し、適正値に調整するようにしましょう。

燃費を意識した走り方とは?AT車でもできる工夫

運転中のちょっとした工夫でも、エブリィの燃費は改善できます。

とくにオートマチック(AT)車の場合は、アクセルの踏み方に気をつけることで、燃費の悪化を防ぎやすくなります。

たとえば、発進時に強くアクセルを踏み込むと、エンジンの回転数が一気に上がり、ガソリンの消費量が増えてしまいます。

穏やかに加速し、なるべく一定のスピードで走るように意識すると、無駄なエネルギーを使わずにすみます。

また、ブレーキの多用も燃費に影響します。

前方の信号が赤になっているのが見えたら早めにアクセルをゆるめてエンジンブレーキを活かすと、自然な減速ができて効率的です。

エアコンの使い方もポイントで、真夏以外は「送風」や「外気導入」を使うと消費燃料を抑えられます。

まとめ

今回は、エブリィの燃費について解説しました。

カタログに記載された数値と実際に走ったときの燃費の違い、ATやMTによる性能差、さらにはN-VANやハイゼットなど競合車との比較もご紹介しました。

燃費を少しでもよくするための使い方や運転のコツも意識することで、日々のガソリン代を抑えられるはずです。

エブリィは燃費だけでなく、積載力や整備性などトータルで見ても魅力の多い軽バンです。

あなたの使い方に合った一台を選んで、快適なカーライフを楽しんでください。

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