軽自動車を選ぶとき、やはり気になるのが「燃費」ではないでしょうか。
その中でも、ダイハツのミライースは、優れた燃費性能でとても人気があります。
カタログ燃費の数値が良いのはもちろん、実際に走ったときの燃費、いわゆる「実燃費」でも高い評価を受けている車種です。
今回は、そんなミライースの燃費にスポットを当てて、カタログ燃費と実燃費の違いや、なぜこれほど燃費が良いといわれるのかを、わかりやすくご紹介します。
これから軽自動車の購入を考えている方にも参考になる内容ですので、ぜひ最後までご覧ください。
ミライースはなぜここまで注目されるの?
ミライースは、数ある軽自動車の中でも、燃費性能においてとても注目されています。
ここでは、ミライースの魅力に迫りながら、なぜ燃費の良さがここまで話題になっているのかを詳しくご紹介します。
ミライースってどんなクルマ?燃費が強みの理由
ミライースは、ダイハツが「エコ&スマート」をテーマに開発した軽自動車です。
初代モデルの登場は2011年で、以降、燃費性能の高さとコストパフォーマンスの良さから、幅広い世代に支持されています。
現行型ミライースは、車両重量をとても軽く仕上げているのが大きな特長です。
無駄を省いたシンプルな構造に加えて、最新のエンジン技術「スマートアシスト」も採用しています。
これにより、走りの軽快さと低燃費を両立させています。
とくに注目したいのは、日常使いを意識した設計です。
街乗り中心の使い方でも、しっかりと燃費が伸びる工夫が施されています。
たとえば、アイドリングストップ機能や、減速エネルギー回収システムなど、細かな部分にまで燃費向上の工夫が詰まっています。
こうした努力の積み重ねによって、ミライースは「燃費のいい軽自動車」として、確固たる地位を築いてきたといえるでしょう。
燃費のいい軽自動車を選びたいならミライース?
数ある軽自動車の中でも、ミライースは「燃費重視派」にとって、非常に魅力的な選択肢です。
カタログ燃費を見ても、ライバル車に比べて高い数値を誇っています。
また、単に数字が良いだけでなく、実際に乗ったときの燃費、つまり実燃費も安定して高いという点が支持されている理由です。
特別な運転テクニックがなくても、ある程度の低燃費を維持しやすいところも、ミライースの強みといえるでしょう。
さらに、ミライースは車両価格も手ごろなため、初期コストとランニングコストの両方を抑えたい方にとって理想的な存在です。
燃費の良さに加えて、購入後の負担も少ないため、経済的なメリットを実感しやすいでしょう。
ミライースのカタログ燃費をチェックしよう
ミライースの燃費が優れているといわれても、実際のカタログデータを知らなければ比較はできません。
ここでは、カタログ燃費の数値をわかりやすく紹介しながら、参考にすべきポイントを整理していきます。
JC08モードとWLTCモード、どっちを参考にする?
カタログ燃費を見るとき、まず目にするのが「JC08モード」や「WLTCモード」という言葉です。
どちらも燃費を測るための試験方法ですが、条件や内容に違いがあります。
JC08モードは、日本独自の基準で作られた燃費測定方法です。
市街地や郊外走行を想定して作られていますが、エアコンの使用や渋滞など、実際の運転環境とはやや異なる部分もあります。
そのため、JC08モードで表示されている燃費数値は、現実の走行時よりも良い結果になりやすい傾向があります。
一方、WLTCモードは、国際的な基準に基づいて策定された新しい燃費測定方法です。
市街地、郊外、高速道路の3パターンを含んだ試験内容になっており、より実際の走行に近い結果が得られるようになっています。
ミライースのカタログには、両方の燃費が掲載されていますが、実燃費に近い数値を参考にするなら、WLTCモードのほうを重視したほうがよいでしょう。
たとえば、現行型ミライースでは、JC08モード燃費が「35.2km/L」、WLTCモード燃費は「25.0km/L〜25.8km/L」といったデータになっています。
この数字を見ると、実際に走ったときの感覚に近いのはWLTCモードだとわかります。
カタログを比較する際は、どちらのモードの燃費かをきちんと確認しておくことが大切です。
グレード別ミライース燃費一覧
ミライースには、いくつかのグレードが用意されています。
燃費性能もグレードによってわずかに差があるため、選ぶ際にはチェックしておきたいポイントです。
もっとも燃費性能に優れるのは、基本装備をシンプルにまとめた「B」グレードです。
軽量ボディと装備の簡素化によって、カタログ燃費も高い数値を記録しています。
BグレードのWLTCモード燃費は約25.8km/Lとなっています。
一方、上級装備を充実させた「X」グレードでは、快適装備が増える分、車両重量がやや増加します。
そのため、WLTCモード燃費は25.0km/L程度となっており、若干低下しますが、それでも十分優れた燃費性能です。
このように、グレードによって若干の違いはありますが、どのグレードを選んでも、ミライースの燃費は軽自動車トップクラスといえるでしょう。
ミライースの燃費って実際はどう?リアルな実燃費データ
カタログ燃費の数値だけを見ていると、実際に走ったときの燃費がどれくらいになるのか、なかなかわかりにくいものです。
ここでは、ミライースの実燃費について、街乗りや高速走行などのシチュエーション別に詳しく紹介していきます。
街乗り中心だと実燃費はどれくらい?
街中での運転がメインの場合、信号待ちや渋滞が多く、どうしても燃費に影響が出やすくなります。
ミライースの場合、街乗り中心でも実燃費は平均18km/L〜20km/L前後と報告されることが多いです。
特に市街地では、ストップアンドゴーが頻繁に繰り返されるため、カタログ燃費ほどの数値は出にくくなります。
それでも、同じクラスの軽自動車と比べると、ミライースは優秀な燃費性能をキープしています。
また、アイドリングストップ機能がしっかり作動する環境では、さらに燃費が向上しやすくなります。
短距離移動が多い方でも、燃費の悪化を最小限に抑えられるのが、ミライースの強みといえるでしょう。
高速道路メインなら実燃費はどうなる?
高速道路を利用する機会が多い場合、ミライースの実燃費はさらに向上する傾向があります。
一定速度で長距離を走ることができるため、エンジンに余計な負担がかかりにくくなるからです。
実際に高速走行を中心に使っているオーナーの報告では、20km/L〜23km/L程度の実燃費が出ることが多いです。
走行スピードが安定していれば、カタログ燃費にかなり近い数値を出すことも可能です。
ただし、強い向かい風が吹いていたり、荷物を多く積んでいたりすると、燃費が少し落ちる場合もあります。
それでも、軽自動車の中ではトップクラスの燃費性能を誇るといえるでしょう。
ミライースの燃費が良くも悪くも左右するポイント
ミライースは燃費に優れた軽自動車ですが、実際の走り方や環境によって、燃費は大きく変わります。
ここでは、燃費が良くも悪くもなる主な要素について、わかりやすく解説していきます。
走り方で燃費は大きく変わる!
運転の仕方は、燃費に直結する重要なポイントです。
とくに影響が大きいのが、発進や加速の仕方です。
アクセルを強く踏み込んで急発進をすると、エンジンに負担がかかり、燃料の消費量が増えてしまいます。
逆に、ゆっくりとアクセルを踏んで、スムーズに加速していくと、燃費への悪影響を抑えることができます。
また、車間距離をしっかり取る運転も、燃費向上に効果的です。
前の車との距離が近いと、どうしてもブレーキやアクセルの操作が頻繁になり、エネルギーを無駄に使ってしまいます。
さらに、高速道路では急な追い越しを控え、一定速度で走ることを意識すると、燃費が安定しやすくなります。
ミライースのような燃費重視型の車では、アクセルワークを丁寧にするだけで、数km/L単位で燃費が変わることも珍しくありません。
日々のちょっとした心がけが、燃料代の節約につながると考えると、運転スタイルにも自然と気を配りたくなりますね。
季節やエアコン使用も燃費に影響
季節によっても、燃費には違いが出てきます。
とくに影響が大きいのは、夏場と冬場です。
夏はエアコンを使う機会が増えるため、エンジンへの負荷が大きくなり、燃費が下がりやすくなります。
ミライースの場合でも、エアコンを常時使用していると、通常時よりも2km/L〜3km/Lほど燃費が悪化することがあります。
冬場は暖房の使用に加えて、エンジンが温まるまでの時間が長くなることも影響します。
エンジンが冷えている間は燃料消費が多くなるため、短距離の移動が続くと、思った以上に燃費が悪化するケースもあります。
なるべくエアコンを控えめに使ったり、暖機運転を短めにしたりするだけでも、燃費改善につながるでしょう。
まとめ
今回は、ミライースの燃費について、カタログ燃費と実燃費の違いや、燃費を左右するポイントなどを解説しました。
ミライースは、軽量ボディと最新技術によって、カタログ燃費も実燃費も非常に優秀な水準を誇っています。
街乗りでも高速走行でも安定した燃費性能を発揮しており、日常の中で燃費の良さを実感できる一台です。また、運転の仕方や季節による影響を意識することで、さらに燃費を良くすることも十分可能です。
燃費重視で軽自動車を選びたい方には、ミライースはとてもおすすめできるモデルといえるでしょう。
今回ご紹介したポイントを参考に、ミライースとの快適なカーライフを楽しんでください。
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