「プリウスの燃費ってどれくらいなの?」
このような疑問を抱く方も多いのではないでしょうか。
プリウスを購入する方にとって、「実燃費がどれくらいか」は把握したいですよね。
カタログ燃費では「〇〇km/L」と記載されていますが、実際に運転してみるとその数値と異なることが多いものです。
そこで本記事では、プリウスのカタログ燃費と実際の燃費(実燃費)の違いを分かりやすく解説します。
さらに、どのグレードのプリウスが最も燃費が良いのかも詳しくご紹介します。
プリウスの購入を検討している方や、すでに乗っている方にも役立つ情報をお届けしますので、ぜひ最後までご覧ください。
プリウスの「実燃費」はどれくらい?
プリウスのカタログ燃費は、一定の条件のもとで測定された数値ですが、実際の走行時にはさまざまな要因によって燃費が変わります。
ここでは、プリウスの実燃費がどのくらいなのか、実際のデータや燃費に影響する要素について詳しく解説します。
カタログ燃費とは?実際の燃費とどう違うの?
カタログ燃費とは、国の基準に基づいて測定された燃費のことです。
日本では、WLTC(Worldwide harmonized Light vehicles Test Cycle)モードという測定方法が採用されており、これは国際基準に基づいたテストです。
ただし、カタログ燃費はあくまで「一定の条件下で測定されたもの」であり、実際の走行環境とは異なることが多いです。
実際の運転では信号待ちや渋滞、高速道路での加速など、さまざまな条件が重なるため、カタログ燃費通りの数値が出るとは限りません。
プリウスの実燃費はどのくらい?オーナーのデータをチェック!
オーナーの口コミや燃費記録アプリのデータを見ると、プリウスの実燃費は平均して20〜28km/Lほどになることが多いようです。
もちろん、これは運転の仕方や道路環境によって変動します。
特に郊外や高速道路での走行時にはカタログ燃費に近い数値が出ることもあります。
一方、市街地での短距離移動や渋滞が多い状況では、燃費が大きく低下することがあります。
プリウスのグレード別の燃費を比較!どれを選ぶべき?
「せっかくプリウスを買うなら、燃費のいいモデルを選びたい」と思う方も多いでしょう。しかし、単純に燃費だけで選ぶと、走行性能や乗り心地が自分の用途に合わないこともあります。
ここでは、1.8Lモデルと2.0Lモデルの燃費比較、FF(2WD)とE-Four(4WD)の違い、さらに市街地や高速など走行シーンごとのおすすめグレードについて詳しく解説します。
1.8Lモデルと2.0Lモデルで燃費がいいのは?
現行のプリウスには、1.8Lエンジンと2.0Lエンジンの2種類があります。
それぞれのカタログ燃費(WLTCモード)は以下のとおりです。
- 1.8L(FF):32.6km/L
- 2.0L(FF):28.6km/L
- 1.8L(E-Four):30.7km/L
- 2.0L(E-Four):26.7km/L
燃費性能だけを見ると、1.8Lエンジン搭載車のほうが優れています。
特にFF(2WD)モデルは最も低燃費で、ガソリン代を抑えたい方におすすめです。
一方、2.0Lエンジンは1.8Lよりもパワフルで、発進や加速のスムーズさが特徴です。
高速道路を多く走る方や、ストレスのない走りを求める方には、多少燃費が落ちても2.0Lモデルが向いているでしょう。
FF(2WD)とE-Four(4WD)どちらが燃費に優れる?
プリウスには、FF(前輪駆動)とE-Four(電気式4WD)の2種類の駆動方式が用意されています。
燃費性能の観点から比較すると、FF(2WD)のほうが優れています。
これは、E-Four(4WD)のシステムが後輪にも駆動力を伝えるため、そのぶん電力消費が増えることが理由です。
そのため、基本的に雪道や山道を頻繁に走る方でなければ、FF(2WD)を選んだほうが燃費の面では有利です。
市街地・高速・山道…シーン別のおすすめグレードは?
プリウスのグレードを選ぶ際には、走る環境に合わせて選ぶのがポイントです。
市街地メインで運転するなら、1.8LのFF(2WD)モデルがおすすめです。
信号の多い市街地では、燃費性能が良いほうが経済的なメリットを感じやすいため、エコ運転を心がける方には最適です。
高速道路を頻繁に使うなら、2.0Lモデルがおすすめです。
エンジンに余裕があるため、加速や合流がスムーズで、長距離ドライブでも疲れにくいというメリットがあります。
降雪地域に住んでいる方やアウトドアで山道を走る機会が多い方は、E-Four(4WD)モデルが安心です。
特に2.0LのE-Fourモデルは力強い走りができるため、悪路でも安定した運転が可能になります。
プリウスはどのグレードを選ぶべき?
「とにかく燃費重視!」なら1.8LFFモデル
「走りの快適さも大事!」なら2.0LFFモデル
「雪道や悪路でも安心したい!」ならE-Four(4WD)モデル
このように、燃費だけでなく、自分のライフスタイルに合わせて最適なグレードを選ぶことが大切です。
プリウスの燃費をさらに良くするコツ
「せっかくプリウスに乗るなら、少しでも燃費を良くしたい!」という方のために、すぐに実践できる燃費向上のコツを詳しくご紹介します。
エコドライブを意識することが最も大切
燃費を良くするための基本は、エコドライブを心がけることです。
プリウスにはハイブリッドシステムが搭載されているため、アクセル操作やブレーキングを工夫するだけで、燃費に大きな差が出ます。
以下の3つのポイントを意識すると、燃費向上につながります。
①発進はゆっくりとスムーズに
ガソリン車と同じ感覚で急発進すると、エンジンの負担が増え、燃費が悪化します。
プリウスでは、発進時にモーターだけで走る「EV走行」が可能なので、アクセルを踏み込みすぎず、できるだけモーター走行を活かすように意識しましょう。
信号待ちからの発進時は、アクセルをじわっと踏んで加速すれば、燃費のロスを最小限に抑えられます。
②ブレーキは早めに、回生ブレーキを活用する
プリウスには、減速時のエネルギーを電力に変換し、バッテリーに充電する「回生ブレーキ」が搭載されています。
この機能をうまく使うことで、エネルギーを無駄なく活用できます。
具体的には、早めにアクセルを戻して、回生ブレーキを効かせながら減速するのがポイントです。
急ブレーキを避け、余裕を持ってブレーキをかけることで、燃費向上に役立ちます。
③高速道路では一定速度をキープ
高速道路では、アクセルを頻繁に踏み込んだり離したりすると燃費が悪化しやすくなります。
一定の速度を保つことで、エンジンの負担を軽減し、燃費の向上につながります。
プリウスには、速度を一定に保つ「クルーズコントロール」機能が搭載されているため、これを活用するのもおすすめです。
特に長距離ドライブでは、燃費だけでなく運転の疲れも軽減できます。
エアコンの使い方を工夫する
エアコンの使用は燃費に大きく影響を与えます。
特に、夏場や冬場は燃費が悪化しやすいため、以下の工夫をすると燃費を抑えられます。
- エアコンの設定温度を適切にする(冷房は28℃前後、暖房は20℃前後が目安)
- 走行前に車内の熱気を逃がす(夏場は窓を開けて換気する)
- シートヒーターを活用する(冬場はエアコンの暖房よりも燃費の影響が少ない)
定期的なメンテナンスを忘れずに
燃費を良くするためには、車両のコンディションを整えることも重要です。
定期的にメンテナンスを行うことで、燃費の悪化を防げます。
①タイヤの空気圧を適正に保つ
タイヤの空気圧が低下すると、転がり抵抗が増えて燃費が悪くなります。
最低でも月に1回は空気圧をチェックし、適正な圧力を維持することが大切です。
②エンジンオイルを定期的に交換する
エンジンオイルが劣化すると、エンジンの動きがスムーズでなくなり、燃費に影響を及ぼします。
メーカー推奨の交換サイクル(約10,000kmごと)を守るようにしましょう。
③不要な荷物を減らす
車両の重量が増えると、エネルギー消費が大きくなり燃費が悪化します。
特に、トランクに積みっぱなしの荷物が多いと、それだけ無駄な燃料を消費してしまうため、不要な荷物はこまめに整理するのがベストです。
ハイブリッド車ならではの走行モードを活用する
プリウスには、状況に応じて使い分けられる3つの走行モードが用意されています。
これを上手に活用することで、燃費向上が期待できます。
- EVモード:短距離の移動時に使用し、バッテリーだけで走行することで燃費を向上
- エコモード:アクセルレスポンスを抑え、燃費を最大限に重視するモード
- パワーモード:坂道や高速道路での加速が必要な場面で使用
基本的にはエコモードをメインに使用し、EVモードをうまく活用すれば、燃費の改善につながります。
まとめ
今回は、プリウスの燃費性能に関する詳細な情報をお届けしました。
プリウスのカタログ燃費と実燃費について解説し、次に最も燃費の良いグレードについて比較しました。
プリウスは、エコドライブを意識することで、さらに燃費を向上できます。
グレード選びでも自分のライフスタイルに合わせて最適なモデルを選ぶことが重要です。
もし燃費重視でプリウスを選ぶ際には、1.8LFFモデルが最もおすすめです。
これからプリウスを購入する方は、燃費だけでなく、走行シーンや必要な性能に応じたモデルを選ぶことをお忘れなく!
燃費の良さを最大限に活かして、快適なカーライフを送りましょう。
少しでも興味を持っていただけた場合、まずは古城モータースにご来店いただき、実際の車両をチェックしてみましょう。
皆様のご来店を心よりお待ちしております。
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